タイヤ交換

タイヤは消耗品で、寿命があります。安全走行のためには適切な時期にタイヤ交換する必要があります。タイヤの摩耗が進み溝が浅くなったまま乗り続けると、ハンドリングやブレーキの性能が落ちるだけでなく、雨の日にはタイヤが浮くハイドロプレーニング現象を起こしやすくなり、非常に危険です。

タイヤの寿命と交換の目安

タイヤの寿命

保安基準は、タイヤの溝の深さは1.6mm以上と定められています。溝が1.6mm以下になると、交換時期を知らせるスリップサインが出ます。スリップサインはタイヤの側面にある「△」マークの延長線上の溝の間にあり、タイヤの寿命と判断できます。多くのタイヤに4個以上付けられており、このスリップサインが1つでも出てくると、車検が通りません。また、スリップサインが出たまま走行すると、車両の整備不良(制動装置等)として罰金が科せられます。タイヤがすり減って溝がなくなれば、滑りやすくなり、ひび割れや亀裂も入りやすくなり、破裂することもあります。したがって、スリップサインが出る前に交換する必要があります。

一般的に、タイヤ交換は溝の深さが4mmと推奨されています。ちなみにメーカーが推奨しているタイヤの消費期限は4~5年です。5年以上になると、ゴム自体が劣化し、性能も落ちるので点検や交換が推奨されています。

  使いすぎたタイヤにはご注意

タイヤの劣化を防ぐ

タイヤの溝がすり減っても乗り続けると、滑りやすくなり、バーストを起こす可能性もあります。実際にJAFの出動理由で、タイヤ関係がバッテリーに次いで2位を占めており、特に近年は急増しています。原因の一つが空気圧不足です。

タイヤの空気圧が低い場合、タイヤの中央よりも外側が摩耗してしまいタイヤの寿命を縮めてしまいます。逆に、空気圧が高いと路面とタイヤの接地面が中央に集中するため、中央部分の摩耗が進み、タイヤの寿命が短くなります。 タイヤの空気圧は適切な状態を保つことが劣化や摩耗を減らすことになります。定期的な点検、冬場のタイヤ交換など、タイヤのことは弊社にご相談ください。

タイヤの空気圧を測る

定期的に空気圧チェックしましょう

タイヤサイズの見方

タイヤのサイズは、タイヤの横面の数値から分かります。 右の写真にある「225/60R16」の数値の意味は、「225がタイヤの幅です。225㎜であることを示しています。次の「60」は扁平率(%)で、「R」はラジアル構造、「16」はリム径で単位はインチす。16インチのタイヤということになります。

タイヤチェンジャー・ホイールバランサー

弊社では、タイヤ交換を承っていますのでお気軽にご相談ください。タイヤチャンジャ―、ホイールバランサーの設備を完備しており、全メーカー対応致します。車検・整備や板金・塗装などでご入庫いただいた際に、併せてタイヤ交換もご依頼いただくことができます。

  タイヤチェンジャーとバランサー

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